化粧品、日焼け止め等のコスメ商品は、ここ20?30年で劇的な進化を遂げてきました。
その過程において、重要視されてきたのは「効果」です。
いかに効果の高い商品を提供するかということに、各メーカーは尽力してきました。
日焼け止めであれば、いかにUVをカットできるか。
化粧水であれば、いかに綺麗に下地を作り、化粧のノリをよくするか。
それぞれの商品における役割を追求した結果、様々な製法や技術が生まれ、そして進化を遂げてきたのです。
その一方で、その過程において、「付加価値」を追求する商品も生まれてきました。
本来の目的以上のものを商品に付加するというものです。
日焼け止めでいえば、日焼けしないための効果だけではなく、肌に浸透しやすい、ひんやりとした心地よい感触など、より商品価値を高めるという目的で強化された物も多数あります。
もちろん、それは決して悪いことではありません。
付加価値は、サービスにおける基本でもあります。
ただ、そのメリットばかりがクローズアップされ、それによるデメリットが無視されている状況が、長らく続いてきました。
そのデメリットとは、化学合成物質の濫造、濫用です。
何かしらの効果を商品に付随する場合、当然その効果を引き出すための成分が必要です。
そこに、自然の成分を使用すれば、かなりコストがかさみます。
結果として、コストがかからず、効果も大きい化学合成物質が使用されることになるのですが、それによる弊害も出てくるのです。
こういった流れに歯止めを利かせる動きが、近年見られるようになってきました。
脱ケミカル、ノンケミカルです。
ノンケミカルというのは、化学合成物質、添加物といったものを取り除いた商品、あるいはそれらを使用することそのものを指す言葉です。